ジム(RGM-79)Ver.2.0 マスターグレード(MG)の取扱説明書
ジムは、地球連邦軍がジオン公国軍のモビルスーツ(MS)に対抗するべく、ガンダム(RX-78)の廉価版のモビルスーツとして採用した量産型MSで、ジム寒冷地仕様(RGM-79D)、ジム・コマンド(RGM-79G)、ジム・スナイパーカスタム(RGM-79SC)などの様々なバリエーションがあります。ここでは、様々なジムのバリエーションの基本となる、ジム(RGM-79)の「工程3-1」について紹介します。
ジム(RGM-79)の取扱説明書「工程3-1~3」
「工程3-1~3」は、腕部の内部メカと外装パーツの製作になります。
「工程3-1」 腕部の内部メカの製作1
まずは、肘(ひじ)部の二重関節となる部品(I2)に、上腕部の内部メカの部品(I36)と前腕部の内部メカの部品(I32)を組み込みます。
上腕部の内部メカの部品と前腕部の内部メカの部品を組み込んだら、反対側の内部メカの部品(I3)を組み込みます。
次に、上腕部と肘の二重関節部にかけて、スライド式のシリンダー状の部品(I35)を組み込みます。
赤丸で示した、シリンダー状の部品の突起部を、上腕部の部品の溝に組み込みます。
赤丸で示した、シリンダー状の部品のバー状の部分を、肘の二重関節部の受けに組み込みます。
キッチリと組み込んだら、上腕部のシリンダー状の部分の完成となります。
ここまでが、「工程3-1」になります。
ジムの「工程3-2」 腕部の内部メカの製作2
前腕部も、上腕部と同様に、赤丸で示したシリンダー状の部品の突起部を、前腕部の部品の溝に組み込みます。
上腕部と同様に、赤丸で示したシリンダー状の部品のバー状の部分を、肘の二重関節部の受けに組み込みます。
キッチリと組み込んだら、前腕部のシリンダー状の部分の完成となります。
上腕部と前腕部の内部メカ動きと、シリンダー状の部品のスライド状態の画像です。
上腕部と前腕部の内部メカが一直線状になると、シリンダー状の部品も、溝の一番端までスライドします。
この、スライド式のシリンダー状の部品は、よく考えてあるなとバンダイさんの技術力に感心しました。
腕部の内部メカを製作したら、二重関節部にある円形状の外装パーツの部品(E7)と、肘の外側の部分の外装パーツを組み込みます。
円形状の外装パーツは、内側にある赤丸で示した突起部と、内部メカの窪みを合わせるように組み込みましょう。
また、肘の部分の外装パーツは、上下で形状が異なるり、大きく張り出した方が下側になるので、注意して組み込みましょう。
肘の二重関節部に、外装パーツを組み込んだ状態です。
ここまでが、「工程3-2」になります。
ジムの「工程3-3」 前腕部の外装パーツの製作
前腕部の外装パーツを製作する部品(E2,I33,E1)は、切り欠きがある方を揃えるようにして組み込みましょう。
まずは、手首に近い部分の前腕部の外装パーツの部品(E2)に、「工程3-1,2」で製作した「腕部の内部メカ」を受ける部品(I33)を組み込みます。
次に、肘に近い部分の前腕部の外装パーツの部品(E1)を組み込みます。
横から見た時に、山なりの切り欠きがある部分が肘側になり、「工程3-2」で組み込んだ肘の外装パーツが収まります。
ここまでが、「工程3-3」になります。