シャア専用ズゴック(MSM-07S) マスターグレード(MG)の取扱説明書
ズゴック(Z’GOK)は、ジオン公国軍(ジオン軍)がモビルアーマー(MA)のメーカーであるエム・イー・ペー社(MIP)より採用した水陸両用のモビルスーツ(MS)で、腕部と脚部にジャバラ状のフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構を用いた独特な形状をしており、頭部に240mmミサイル、前腕部にアイアン・ネイルとメガ粒子砲を装備した機体で、初期型がMSM-07、より高性能な指揮官機(後期型)がMSM-07Sとなっています。ここでは、マッドアングラー隊を率いて地球連邦軍(E.F.F.)のジャブロー基地に侵攻した、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル大佐が操縦する、赤い機体のシャア専用ズゴック(MSM-07S)の「工程7,8」について紹介します。
シャア専用ズゴック(MSM-07S)の取扱説明書「工程7,8」
シャア専用ズゴックの「工程7,8」 脚部の製作
「工程7,8」では、シャア専用ズゴックの脚部の製作になります。
「工程8」は、「工程7」の反対側の脚部の製作となりますので、両方同時に紹介します。(笑)
シャア専用ズゴックの「工程7-1」
まずは、正月の鏡餅を連想させるような形をした、膝部の接続部品(E5とA16)の間に、接続用ポリキャップの部品(I8)を組み込みます。
脚部と膝部を接続する部分が完成したら、グレー色のジャバラ状の部分が下側になるように向けて、膝から脛(すね)の内部メカ部品(D2)に組み込み、同時に、前後の外装パーツを接続するポリキャップ部品の(I3)も組み込みます。
向きに間違いない事を確認したら、反対側の内部メカ部品(D1)で挟み込み、内部メカ部分は完成です。
ここまでが、シャア専用ズゴックの「工程7-1」になります。
シャア専用ズゴックの「工程7-2」
内部メカが完成したら外装パーツを取り付けるのですが、いつもの事ながら、内部メカはほとんど見えなくなります。(笑)
こちらは、膝部の背面の画像です。
次に、膝から脛(すね)の部分と、「工程6-3」で製作した足の部分を接続します。
膝から脛(すね)の部分と足の部分との間に、合成ゴム製のジャバラ状の部品(G2)を挟み込みますが、例によって大きなバリがありますので、ランナーのゲートから丁寧に切り出して整形します。
このジャバラ状の部品は前後があるので、横から見た時に高くなっている方を、シャア専用ズゴックのつま先側へ向けるように注意しましょう。
膝から脛(すね)の部分を足の部分に組み込む時は、ボールジョイントが大きく、それなりの力を加える必要があるので、力を入れる方向に注意をして、ボールジョイントを折らないよう(汗)に気を付けましょう。
足首部のボールジョイントと、足の甲部のスイング機構で、良好な接地性が保たれています。
ここまでが、シャア専用ズゴックの「工程7-2」になります。
シャア専用ズゴックの「工程7-3」
「工程6-1,2」で製作した、脚部のフレキシブル・ベロウズ・リム構造の一番下で、シャア専用ズゴックの膝部と接続する部分の製作です。
脚部のフレキシブル・ベロウズ・リム構造と膝部との接続部になる部品(F3)は、向きがあるので注意しましょう。
部品(F3)へ、サプライケーブルを通す部分になる部品(D9)にポリキャップ部品(I1)を組み込んだものを組み込みますが、これも向きがあるので注意しましょう。
部品(F3)に部品(D9)を組み込む時には、部品(F3)の出っ張り部分と、部品(D9)のへこみ部分が合うように、向きを合わせて組み込みます。
キチンと組まれていれば、上から見た時にサプライケーブルを通す穴が見えます。
全てのフレキシブル・ベロウズ・リムの部品が揃ったら、サプライケーブルを通す穴の向きを合わせて組み込んで、シャア専用ズゴックの脚部のフレキシブル・ベロウズ・リム構造は完成です。
脚部のフレキシブル・ベロウズ・リム構造を、「工程7-1,2」で作成した膝から足の部分に組み込めば、シャア専用ズゴックの脚部の完成です。(喜)
シャア専用ズゴックの「工程8」
「工程8」は、「工程7」と同じ作業を反対側の脚部について行うだけなので割愛します(笑)が、両脚部の製作が完成した画像です。
ここまでが、シャア専用ズゴック(MSM-07S)の「工程7,8」になります。