シャア専用ズゴック(MSM-07S) マスターグレード(MG)の取扱説明書
ズゴック(Z’GOK)は、ジオン公国軍(ジオン軍)がモビルアーマー(MA)のメーカーであるエム・イー・ペー社(MIP)より採用した水陸両用のモビルスーツ(MS)で、腕部と脚部にジャバラ状のフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構を用いた独特な形状をしており、頭部に240mmミサイル、前腕部にアイアン・ネイルとメガ粒子砲を装備した機体で、初期型がMSM-07、より高性能な指揮官機(後期型)がMSM-07Sとなっています。ここでは、マッドアングラー隊を率いて地球連邦軍(E.F.F.)のジャブロー基地に侵攻した、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル大佐が操縦する、赤い機体のシャア専用ズゴック(MSM-07S)の「工程6-3」について紹介します。
シャア専用ズゴック(MSM-07S)の取扱説明書「工程6-3」
シャア専用ズゴックの「工程6-3」 足の製作
「工程6-3」は、シャア専用ズゴックの足の部分の製作です。
「工程6-3」は、シャア専用ズゴックの足の部分の製作になりますが、作ってみた感想は、とにかくパーツがデカイ!ということでした。(笑)。
まずは、足の甲側になる外装パーツの部品(A18)をランナーのゲートから切り出しますが、回転軸となる部分をランナーと間違えて切り取らないように注意しましょう。
部品(A18)をランナーから切り出したら、左右にスイングさせる回転軸の受けになる、ポリキャップの部品(I7)を取り付けます。
次に、合成ゴム製のジャバラ状の部品(G3)を切り離しますが、例の如く大きなバリ状の部分がありますので、大まかにランナーのゲートから切り出します。
いったんランナーから切り離した後、さらに丁寧に整形します。
最初に切り出した足の甲側になる部品(A18)に、甲の出っ張り部分となる部品(A15)とジャバラ状の部品(G3)を組み込みます
シャア専用ズゴックの足の甲側が完成したら、足裏側の製作に入ります。
足底の部分になる部品(B4)に、足首の関節部分になるポリキャップ部品(I11)を組み込みます。
取説にも注意事項としての表記がありますが、ボールジョイントを受ける皿状の部分が、上向きになるように注意しましょう。
ポリキャップを組み込んだら、押さえとスイング機構を兼ねる部品(D5)を組み込みます。
この部品(D5)の突起部分(赤色で囲んだ部分)が、シャア専用ズゴックの足裏に露出するようになりますが、表面積が大きいのでガンダムマーカーのファントムグレーで塗装してアクセントとしました。
しかし、ここまで部品が大きいと、ガンダムマーカーでムラ無く塗装するのはツライものがあり、エアブラシが欲しくなりますね。(笑)
押さえとスイング機構を兼ねる部品(D5)を組み込んだら、さきほど作った足の甲側になる部品を組み込みます。
スイング機構のお陰で、かなりの角度で傾きます。
反対側へも、同じくらいの角度で傾きます。
足の甲側の部品が左右にきちんとスイングするのを確認したら、さらに甲の横の部分を覆う部品(B3)を組み込んで、足の甲側は完成です。
シャア専用ズゴックの足裏には、バックパックと同様に、推進用のスクリューがありますが、ここもガンダムマーカーのファントムグレーで塗る事にしました。
ランナーのゲートから切り出した部分は未塗装の状態なので、再度ガンダムマーカーのファントムグレーでリタッチします。
このスクリューを、シャア専用ズゴックの足裏に組み込めば、足の部分の完成となります。
比較用に、塗装前の状態の足裏(向って左側)とガンダムマーカーのファントムグレーで塗装後の足裏(向って右側)を並べてみました。
写真がテカッてしまい分かり難いかもしれません(汗)が、プラスチックのオモチャっぽさが軽減されて、少しはリアルっぽくなっているのではないかと思います。
ここまでが、シャア専用ズゴック(MSM-07S)の「工程6-3」になります。