シャア専用ゲルググ(MS-14S) マスターグレード(MG)の「工程7(レッグ・ユニット)」で使用するパーツ
シャア専用ゲルググ(MS-14S)は、高機動型ザク(MS-06R)系の流れで脚部全体をバーニア・スラスター・ユニットとして開発されたモビルスーツ(MS)で、指揮官機のブレードアンテナを装備しており、量産型ゲルググ(MS-14A)・高機動型ゲルググ(MS-14B)・ゲルググキャノン(MS-14C)などのバリエーションの一つです。地球連邦軍のガンダム(RX-78-2)に脅威を覚えたジオン公国軍が、ビーム・ライフルやビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)の武装を前提として開発した機体で、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル大佐が、テキサスコロニーや「ソロモンの亡霊」として恐れられたララァ・スン少尉との共同作戦で使用しています。
シャア専用ゲルググ(MS-14S)の取扱説明書「工程7-3~7-5」
シャア専用ゲルググの「工程7-3」 下肢の内部メカの製作
「工程7-3」は、下肢の内部メカの製作です。
ランナーのゲートから切り出した、下肢の内部メカの製作で使用する部品です。
まずは、脛(すね)の部分になる下肢の内部メカの部品(H15)に、膝(ひざ)部分の部品(F26)と、足首との接続用のポリキャップの部品(PC10)を組み込みます。
取説にもチェックマークのアイコンがありますが、膝(ひざ)部分の部品(F26)と足首との接続用のポリキャップの部品(PC10)には上下の向きがあるので、注意をして組み込みましょう。
両部品の向きに間違いが無い事を確認したら、反対側の下肢の内部メカの部品(H14)でフタをして一体化します。
ここまでが、「工程7-3」になります。
シャア専用ゲルググの「工程7-4」 膝の二重関節の製作
「工程7-4」は、膝の二重関節の製作です。
まずは、上肢のシリンダーの部分を製作しますが、赤丸で示したシリンダー受けの部品(F16)の回転軸の突起部を、ランナーと間違って切り取らない様に注意をしましょう。
ランナーのゲートから切り出した、膝の二重関節部の製作に使用する部品です。
まずは、赤丸で示したシリンダーの部品(F17)の突起部を、シリンダー受けの部品(F16)の溝に合わせるように注意して組み込みます。
ガンダムマーカーのメッキシルバーやガンダムゴールドでシリンダーを塗装される方は、パーツを組み込む前に塗装をしましょう。
シリンダーが一体化したら、膝の二重関節の内部メカの部品(F25)に組み込みます。
シリンダーを組み込んだら、「工程7-3」で製作した下肢の内部メカと、上肢の内部メカの部品(F23)を、向きに気をつけて組み込みます。
各部品の向きに間違いが無い事を確認したら、反対側の膝の内部メカの部品(H24)でフタをして、上肢と下肢を一体化します。
ここまでが、「工程7-4」になります。
シャア専用ゲルググの「工程7-5」 上肢の内部メカの組み込み
「工程7-5」は、上肢の内部メカの組み込みです。
ランナーのゲートから切り出した、上肢の内部メカの組み込みに使用する部品です。
まずは、太もも後部の内部メカのスライド機構用の部品(F20)を組み込みます。
次に、スライドする太もも後部の内部メカの部品(F10)を組み込みますが、スライド機構用の部品(F20)がキチンと収まっている事を確認します。
スライド機構用の部品(F20)がキチンと収まっている事を確認したら、反対側の太もも後部の内部メカの部品(F9)でフタをします。
太もも後部をスライドさせた状態の画像です。
続いて、太もも上部の内部メカの部品(J12)に、股関節の回転部と接続するためのポリキャップの部品(PC6)を組み込みます。
取説にも向きに注意のアイコンがありますが、ポリキャップの部品(PC6)は上下の向きがあるので、赤丸で示した窪みが上を向くように注意して組み込みましょう。
太もも上部に組み込んだ状態の画像です。
ポリキャップの部品(PC6)の向きを確認したら、反対側の太もも上部の内部メカの部品(J11)で挟み込むようにして、脚部の内部メカと一体化します。
ここまでが、「工程7-5」になります。