グフ(MS-07B)Ver.2.0 マスターグレード(MG)の取扱説明書
グフ(GOUF)は、地球の重力下での運用を前提としたジオン公国軍(ジオン軍)の陸戦用モビルスーツ(MS)で、MS-06J(地上用ザクⅡ)よりも、機動性、格闘性能、装甲の強化が図られ、サブフライトシステム(SFS)のド・ダイYS(YS-11)との連携が想定されたブレードアンテナを装備した機体で、グフ飛行試験型(MS-07H)やグフカスタム(MS-07B-3)などのバリエーションがあります。ここでは「青い巨星」の異名を持つランバ・ラル大尉が操縦する、グフ(MS-07B)の「工程2-1~3」について紹介します。
グフ(MS-07B)の取扱説明書「工程2-1~3」
グフの「工程2-1」 モノアイの可動機構と首部周辺の製作
「工程2-1」は、グフのモノアイの可動機構と首部周辺の製作です。
ランナーのゲートから切り出した、モノアイの可動機構と首部周辺の製作で使用するパーツです。
グフの首部の部品(E2)に、頭部と胴体を接続する為のポリキャップの部品(PC1)と、モノアイの可動機構の部品(E3)を組み込みます。
ポリキャップは上下の向きがあるので、組み込み時に注意をしましょう。
各部品の組み込みに間違いが無い事を確認したら、グフの首部の部品(E1)でフタをして一体化します。
ここまでが、「工程2-1」になります。
グフの「工程2-2」 モノアイの製作と頭部内部メカの組み込み
「工程2-2」は、モノアイの製作と頭部の内部メカの組み込みです。
モノアイの製作と頭部内部メカの組み込みで使用するパーツです。
グフの説明書では、モノアイの基部になる部品(E11)に、モノアイの部品(A6)を組み込んでシールを貼るようになっていますが、今回は、Hアイズ2のピンクを使用してみます。
モノアイの部品(A6)の外径をノギスで測定すると、4.4mmだったので、Hアイズ2の4.5mmのモノアイを使用する事にしました。
そのままではHアイズ2が組み込めないので、アートナイフを使って、モノアイの部品(A6)の段になっている部分で切断しました。
アートナイフで、モノアイの部品(A6)を切断した画像です。
パーツの切断面の白化も無く、アートナイフの切れ味は格別ですね!
アートナイフで切断して短くなったモノアイを、モノアイの基部の部品(E11)に組み込み込んだ状態の画像です。
モノアイの基部の部品(E11)に組み込み込んだモノアイを、ガンダムマーカーのメッキシルバーで塗装しました。
モノアイの塗装が乾燥したら、もともとモノアイのレンズ部分があった位置に、乾くと透明になる木工ボンドを使ってHアイズ2を貼りつけました。
モノアイが完成したら、「工程2-1」で製作したモノアイの基部になる部品を、グフの頭部下段の内部メカの部品(E8)に組み込みます。
続いて、モノアイの基部になる部品のギア部に、モノアイのギア部を合わせて組み込んで一体化します。
頭部下段の内部メカが一体化したら、頭部上段の内部メカの部品(E9)にモノアイ周囲のクリアパーツの部品(A5)を組み込みます。
頭部上段の内部メカとモノアイ周囲のクリアパーツの部品が一体化したら、モノアイ下段の内部メカに組み込んで、頭部の内部メカを一体化します。
ここまでが、「工程2-2」になります。
グフの「工程2-3」 頭部外装パーツの組み込み
「工程2-3」は、頭部の外装パーツの組み込みです。
頭部の外装パーツの組み込みで使用するパーツです。
「工程2-1,2」で製作した頭部の内部メカに、頭部の外装パーツの部品(C8,C9)を組み込みます。
シャア専用ザクⅡでは、頭部の外装パーツは上下に分割されていて、分割ラインが動力パイプに隠れるようになっていたのですが、グフは前後に分割されているので、もろに分割ラインが見えるのはどうにかして欲しいものです。
頭部の外装パーツを組み込んだら、口先の部分に動力パイプ受けの部品(C18)を組み込みますが、赤丸で示した、段差が付いている方を首の方へ向けるようにして組み込みましょう。
頭部の動力パイプ受けを組み込んだら、口先の外装パーツの部品(C17)を組み込みますが、口先の部分は外装パーツの組み込み後にも見えるので、ガンダムマーカーのファントムグレーで塗装をしておきました。
口先の外装パーツの部品(C17)を組み込んだ状態です。
口先のモールドの部分をアップした画像です。
グフの頭部の正面画像です。
まだ、モノアイの木工ボンドが完全には乾燥していないので、白っぽくなっています。
モノアイの木工ボンドが完全に乾燥した、グフの頭部の正面画像です。
モノアイ基部の軸とモノアイの透明パーツで、モノアイが二重構造のように見えるのが良い感じです。(喜)
ここまでが、「工程2-3」になります。