シャア専用ザクⅡ(MS-06S)Ver.2.0 マスターグレード(MG)の取扱説明書
ここでは、「通常の3倍のスピード」と地球連邦軍から恐れられた、「赤い彗星」の異名を持つシャア少佐(後に大佐)が、エースパイロットとして使用したジオン軍(ジオン公国軍)のモビルスーツである、シャア専用ザクⅡ(MS-06S)の「工程3-5,6」について紹介します。
シャア専用ザクⅡの取扱説明書「工程3-5,6」
「工程3-5,6」は、シャア専用ザクのマニピュレーターの製作とサイドアーマーの製作となります。
「工程3-5」 右腕の製作4
「工程3-5」は、右腕のマニピュレーターの製作となります。
最初に、マニピュレーターの人差指から小指までの製作となります。
中指、薬指、小指が一体となった指の部品(G10)に、指先の部品(G5)を組み込みます。
指先の部品(G5)には、第2関節の接続部に溝が刻んであるので、そこから組み込むとスムーズに組み込みができます。
また、キットの状態では、中指、薬指、小指が一体となっていますが、指の間をレザーソーやアートナイフなどで切り離すと、それぞれ独立可動させる事ができるので、よりリアルにしたい方はチャレンジしてみられると良いでしょう。
3本指が完成したら、同様にして、独立している人差指を製作します。
残りの親指は、ランナーから切り離すだけです。(笑)
全ての指が揃ったら、平手の部分の部品(G12)に、指を組み込みます。
この時に、指の向きが手の甲側を向かないように注意しましょう。
指の向きに間違いがない事を確認したら、手の甲の外装パーツ(C10)と手首の部分となる部品(G8)を組み込んで、マニピュレーターの完成となります。
ここまでが、「工程3-5」になります。
「工程3-6」 右腕の製作5
「工程3-6」は、ザクの特徴でもある、サイドアーマーの製作です。
まずは、右肩のボールジョイントと接続する為の、L字型の可動部を製作します。
L字型の部品(G41,42)の両端に、可動用のポリキャップ部品(PC2,PC3)を組み込みます。
PC2とPC3は形状が違う(PC2の方が丸く小さい)ので、組み込む場所を間違えないようにしましょう。
説明書にも注意書きがありますが、組み込みが終了したらポリキャップの向きをボールジョイントとの接続方向に向けておきましょう。
次に、サイドアーマーの内側の部品(B1)と外側の部品(B2)を組み込んで、サイドアーマーを製作します。
サイドアーマーの突起部に、先程製作したL字型の可動部を組み込みます。
サイドアーマーとの接続には、ポリキャップ部品(PC2)の方を使用するので、間違っていなければ奥まで押し込みます。
これで、サイドアーマー部が完成です。
ここまでが、「工程3-6」になります。