シャア専用ザクⅡ(MS-06S)Ver.2.0 マスターグレード(MG)の取扱説明書
ここでは、「通常の3倍のスピード」と地球連邦軍から恐れられた、「赤い彗星」の異名を持つシャア少佐(後に大佐)が、エースパイロットとして使用したジオン軍(ジオン公国軍)のモビルスーツである、シャア専用ザクⅡ(MS-06S)の「工程1-3」について紹介します。
シャア専用ザクⅡの取扱説明書「工程1-3」
「工程1-3」は、背中側の内部メカと、肩口の部分の製作です。
脇腹部の内部メカ
まずは、組み上げると全く見えなくなる(笑)、動力ユニットの部分を製作します
動力ユニットの部品(F18,F19)には、脇腹部の内部メカに固定する為のピンが出ていますので、ランナーと間違って切り取らないように注意しましょう。
ランナーから、いったん大まかに動力ユニットを切り出します。
ピンの部分を切り取らないように、模型用ニッパーなどで丁寧に整形します。
次に、動力ユニット部に腰部との接続に用いるポリキャップの部品(PC8)を組み込みますが、上下の向きがあるので注意しましょう。
写真のように、二重の円形が見える方が上側となります。
これを逆にすると、シャア専用ザクⅡの腰部とつながりません。(笑)
腰部との接続用の穴が開いている方が、動力ユニットの下側になる部品(F18)になります。
動力ユニットの下側になる部品(F18)に、ポリキャップの部品(PC8)を組み込んだところです。
動力ユニットの下側が完成したら、動力ユニットの上側の部品(F19)を組み込んで、動力ユニット部分の完成となります。
ひっくり返した時に、腰部のボールジョイントを受ける皿状の部分が見えればOKです。
動力ユニット部分が完成したら、脇腹部の内部メカ部品(F20,F21)で左右から挟み込んだら、脇腹部の内部メカの完成となります。
赤丸で示した部分が胸部の内部メカと接続する部分ですが、この軸によって若干ですが前後のスイングが可能となります。
「工程1-1」から「工程1-2」で製作した胸部の内部メカの回転軸に、脇腹部の軸受け部を組み込んで一体化します。
赤丸で示した部分の回転軸を中心に、脇腹部の内部メカを動かした様子です。
この回転軸によるスイング機構のお陰で、シャア専用ザクⅡのポーズの幅が広がっています。(喜)
「工程1-3」は、ここまでです。