シャア専用ゲルググ(MS-14S) マスターグレード(MG)の「工程2(ヘッド・ユニット)」で使用するパーツ

シャア専用ゲルググ(MS-14S)は、高機動型ザク(MS-06R)系の流れで脚部全体をバーニア・スラスター・ユニットとして開発されたモビルスーツ(MS)で、指揮官機のブレードアンテナを装備しており、量産型ゲルググ(MS-14A)・高機動型ゲルググ(MS-14B)・ゲルググキャノン(MS-14C)などのバリエーションの一つです。地球連邦軍のガンダム(RX-78-2)に脅威を覚えたジオン公国軍が、ビーム・ライフルやビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)の武装を前提として開発した機体で、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル大佐が、テキサスコロニーや「ソロモンの亡霊」として恐れられたララァ・スン少尉との共同作戦で使用しています。
シャア専用ゲルググ(MS-14S)の取扱説明書「工程2」

シャア専用ゲルググのモノアイの小改造
シャア専用ザクⅡのモノアイの小改造と同様に、シャア専用ゲルググもモノアイの小改造を行ってみました。
シャア専用ゲルググのモノアイの透明パーツ(A4)をノギスで測定すると直径が3.86mmだったので、最初は直径が3mmからのHアイズ1(ピンク)を購入しようと思っていたのですが、今回は「スワロフスキー・ラインストーン」を使ってみることにしました。

購入してきた、「スワロフスキー・ラインストーン」です。
ちなみに、「スワロフスキー」とは会社の名前で、ファッセト(角度の異なった多数の切子面)加工されたガラスの、平らな底面を薄い金属膜で覆ったものが「ラインストーン」ということです。

ラインストーンの直径をノギスで測定してみると3.91mmだったので、もともとの透明パーツのモノアイがはみ出ずに使えると判断。

透明パーツをモノアイ基部として使うべく、ガンダムマーカーのメッキシルバーで塗装。

ラインストーンは、平らな底面に反射用の金属膜がついていて不透明なので、今回は木工ボンドではなくGクリヤーボンドで接着。

メッキシルバーで塗装した既存のモノアイパーツに、ラインストーンを接着した状態です。
ラインストーン版のモノアイは、なかなか見た目も良いです。(喜)

しかし、組み込んでみるとモノアイの基部から長くなりすぎて、ラインストーンの部分がモノアイ周囲のクリアパーツに干渉して閉まりませんでした。(爆)
モノアイの長さを短くして引っ込めれば、ラインストーンの直径的には大丈夫そうだったので、キットの透明パーツをアートナイフで短く切断して、モノアイの基部からの長さを短くすることにしました。

そうすると、当然のようにモノアイの組み込み用のピンが飛び出した形になるので、この部分も切断することにしました。

モノアイの組み込み用のピンも切断した状態です。

長さも短く平面になったモノアイの基部に、再びラインストーンをGクリヤーボンドで接着した状態です。

再びシャア専用ゲルググの頭部の内部メカに組み込むと、モノアイ周囲のクリアパーツに干渉することも無く、ラインストーン版のモノアイが無事に収まりました!(喜)

さらに外装パーツを組み込めば、ラインストーン版のモノアイとなった、シャア専用ゲルググの頭部の完成です。

シャア専用ゲルググのモノアイの小改造は、ここまでです。

