シャア専用ゲルググ(MS-14S) マスターグレード(MG)の「工程10(ウェスト・ユニット)」で使用するパーツ
シャア専用ゲルググ(MS-14S)は、高機動型ザク(MS-06R)系の流れで脚部全体をバーニア・スラスター・ユニットとして開発されたモビルスーツ(MS)で、指揮官機のブレードアンテナを装備しており、量産型ゲルググ(MS-14A)・高機動型ゲルググ(MS-14B)・ゲルググキャノン(MS-14C)などのバリエーションの一つです。地球連邦軍のガンダム(RX-78-2)に脅威を覚えたジオン公国軍が、ビーム・ライフルやビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)の武装を前提として開発した機体で、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル大佐が、テキサスコロニーや「ソロモンの亡霊」として恐れられたララァ・スン少尉との共同作戦で使用しています。
シャア専用ゲルググ(MS-14S)の取扱説明書「工程10-4~10-7」
シャア専用ゲルググの「工程10-4」 5連メインスラスターの製作
「工程10-4」は、シャア専用ゲルググの5連メインスラスターの製作です。
まずは、エンジン部となる部品(J16,J17)をランナーのゲートから切り出しますが、取説にも注意書きがあるようにランナーと間違ってエンジン部のモールドを切り取らない様に注意をしましょう。
ランナーのゲートから切り出した、5連メインスラスターのパーツです。
エンジン部はガンダムマーカーのファントムグレー、バーニア部はガンダムマーカーのメッキシルバーで、ランナーについた状態で塗装と乾燥をしておきました。
5連メインスラスターのエンジン部となる部品(J16,J17)を一体化し、ゲート跡をリタッチした状態です。
一体化したエンジン部のボールジョイント部に、バーニアの部品(I5,J18)を組み込んだ状態です。
バーニアのゲート跡のリタッチは、エンジン部に組み込んだ後で行なうと、エンジン部が持ち手になる(笑)ので作業がし易いです。
全てのエンジン部とバーニア部が一体化したら、メインスラスターの基部になる部品(I4)に組み込みます。
5連のバーニアのうち、中央部に組み込むバーニアの部品(I5)だけ大きいので、一番最初に組み込んでおくと並びを間違える事が無いので良いでしょう。
ここまでが、「工程10-4」になります。
シャア専用ゲルググの「工程10-5」 腰部へのメインスラスターの組み込み
「工程10-5」は、腰部へのメインスラスターの組み込みです。
腰部へのメインスラスターの組み込みに使用する部品です。
「工程10-1~3」で製作した、シャア専用ゲルググの腰部に、「工程10-4」で製作したメインスラスターと、後部のスカートアーマーを接続する為の部品(H19)を組み込みます。
ここまでが、「工程10-5」になります。(早!)
シャア専用ゲルググの「工程10-6」 リアスカートアーマーの製作
「工程10-6」は、背中側のリアスカートアーマーの製作です。
ランナーのゲートから切り出した、リアスカートアーマーの製作に使用するパーツです。
まずは、リアスカートアーマーの内部メカの部品(H9)に、外装パーツの部品(L10)を組み込みます。
リアスカートアーマーが一体化したら、ビーム・ナギナタのマウントラッチの部品(H20)を組み込みます。
次に、組み込んだマウントラッチの部品(H20)に、マウントラッチのフタになる、リアスカートアーマーの部品(L8)を組み込みます。
最後に、リアスカートアーマーの内部メカに、リアスカートアーマーとシャア専用ゲルググの腰部とを接続する為の部品(H16)のボールジョイント部を組み込めば、リアスカートアーマーの完成です。
ここまでが、「工程10-6」になります。
シャア専用ゲルググの「工程10-7」 腰部周辺の外装パーツとリアスカートアーマーの組み込み
「工程10-7」は、腰部周辺の外装パーツの組み込みと、リアスカートアーマーの組み込みです。
腰部周辺に組み込む、外装パーツとリアスカートアーマーの部品です。
まずは、「工程10-1~5」で製作した腰部に、「工程10-6」で製作したリアスカートアーマーを組み込みます。
次に、腰部後面の外装パーツの部品(L5)を組み込みますが、リアスカートアーマーの位置を少し下げておくと、作業が楽です。
最後に、放熱用と思われるスリットが入った腰部上面の外装パーツの部品(L11)を組み込みます。
ここまでが、「工程10-7」になります。