シャア専用ゲルググ(MS-14S) マスターグレード(MG)の「工程1(ボディ・ユニット)」で使用するパーツ
シャア専用ゲルググ(MS-14S)は、高機動型ザク(MS-06R)系の流れで脚部全体をバーニア・スラスター・ユニットとして開発されたモビルスーツ(MS)で、指揮官機のブレードアンテナを装備しており、量産型ゲルググ(MS-14A)・高機動型ゲルググ(MS-14B)・ゲルググキャノン(MS-14C)などのバリエーションの一つです。地球連邦軍のガンダム(RX-78-2)に脅威を覚えたジオン公国軍が、ビーム・ライフルやビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)の武装を前提として開発した機体で、「赤い彗星」の異名を持つシャア・アズナブル大佐が、テキサスコロニーや「ソロモンの亡霊」として恐れられたララァ・スン少尉との共同作戦で使用しています。
シャア専用ゲルググ(MS-14S)の取扱説明書「工程1-1」
シャア専用ゲルググの「工程1-1,2」 胸部の内部メカの製作
「工程1-1」は、胸部の内部メカの製作です。
シャア専用ゲルググの胸部の内部メカの製作に使用する、ランナーのゲートから切り出したパーツです。
まずは、ゲルググの腕を組み込む為の軸の部品(F2)を、軸受けとなる肩口の内部メカの部品(G20,G22)で挟み込みます。
腕を組み込む為の軸の部品(F2)には向きがあるので、赤丸で示した円状の部分が少し小さくなっている方が上向きになる様に注意して組み込みましょう。
肩口の内部メカの部品は左右で番号が違うので、番号を間違えない様に注意をして組み込みましょう。
実際に組み込んだ状態を、上面から見た画像です。
円状の部分に穴が開いているのを確認したら、反対側の部品でフタをします。
肩口の内部メカの部品が完成したら、胸部の背面部の内部メカの部品(G23)に組み込みます。
矢印で示したように、前後で、円形状の部分から外側までの幅が違うので、幅の狭い方が背面部側になる様に注意して組み込みます。
肩口の組み込みが終了したら、胸部前面の内部メカの部品(G24)でフタをします。
なんとなく、形になってきました。(喜)
ここまでが、「工程1-1」になります。
シャア専用ゲルググの「工程1-2」 コクピット周辺部の制作
「工程1-2」は、コクピット周辺部の制作です。
取説では、シャア・アズナブル大佐をコクピットに搭乗させるようになっていますが、シャア大佐には休んでいてもらいます。(笑)
コクピットとなる部品(I3)には、赤丸で示した、わき腹部の内部メカの部品との接続用のピンがあるので、ランナーと間違って切り取らない様に注意をしましょう。
ランナーのゲートから切り出した、コクピット周辺部の制作で使用するパーツです。
まずは、わき腹部の右側の内部メカになる部品(G26)に、コクピットハッチの開閉機構用のポリキャップの部品(PC14)を組み込みます。
ポリキャップを組み込む際には、赤丸で示した、コクピットハッチを差し込む部分の溝が、前面から見える位置になるように注意をして組み込みましょう。
次に、コクピットの部品(I3)を、部品(G26)に組み込みます。
よりリアルにしたい方は、シートなどを塗装すると良いでしょう。
続いて、下半身との接続用のポリキャップの部品(PC5)を、部品(G26)に組み込みます。
ポリキャップの部品(PC5)には上下の向きがあるので、組み込み用の突起部のある方が上に来る様に注意をして組み込みましょう。
全てのパーツを、わき腹部の右側の内部メカの部品(G26)に組み込んだら、「工程1-1」で製作した胸部の内部メカの部品に組み込みます。
胸部の内部メカの中心部にあって見えにくいのですが、赤丸で示した、接続用の回転軸に組み込みます。
右側のわき腹部の内部メカの部品(G26)を組み込んだら、反対側のわき腹部の内部メカの部品(G25)を組み込んで、胸部とわき腹部の内部メカを一体化します。
シャア専用ゲルググは、組み込み用の軸も大きいので、組み込む際にある程度の力が必要ですが、力を入れすぎてパーツを破損しないように注意をしましょう。
胸部とわき腹部が一体化したら、ビームサーベルとシールドを接続する為のポリキャップの部品(PC11)を、背面部に組み込みます。
ビームサーベルとシールドの接続用のポリキャップの部品(PC11)は、面取りが無く直線状の側と、面取りをしてある側とがあるので注意をしましょう。
シャア専用ゲルググの胸部内部メカの背面部に、ポリキャップを組み込んだ状態です。
ポリキャップの部品(PC11)は、面取りが無い側が見えるように組み込みましょう。
ポリキャップの向きに間違いが無い事を確認したら、背面部の内部メカの部品(I7)でフタをします。
ここまでが、シャア専用ゲルググ(MS-14S)の「工程1-2」になります。